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地域シンポジウム「心理療法における動物介在療法と倫理的視点」
<シンポジウム概要>
動物介在介入は日本にも浸透してきた取り組みである。病院に常勤するファシリティドッグや被虐待児支援に派遣される付添犬など、医療や福祉の場面で専門家と協同して行われる動物介在介入など、多様な実践が行われている。その⼀⽅で、動物福祉について、人々の意識が高まっており、IAHAIO白書や補助犬国際組織の共同声明が示すとおり、実践においても動物福祉の重要性が認識されている。
そこで本シンポジウムでは、動物介在療法による実践、および、動物介在介入に関わる動物福祉を含む倫理的配慮をテーマに、実践に関わる専門家、ならびに哲学の専門家に話題を提供いただき、参加者とのディスカッションを通して本課題について考えたい。
主催:ヒトと動物の関係学会 共催:あいわクリニック 協賛:就労移行支援事業所グディ
開催場所:東京都世田谷区駒沢(駒澤大学駅5分)詳細は参加者に通知
開催⽇時: 8⽉ 26⽇(月)18時半から21時
開催形式・人数:対⾯・25名程度(基本的にお申し込み先着順とし、定員超過の場合はご参加をお断りさせていただく可能性がございます)
お申し込み: yamamoto-mariko@ntu.ac.jp
※件名を「HARs 地域シンポ参加申込」とし、氏名・連絡先電話・メールアドレス・会員区分を明記の上、メール送信してください。追って返信いたします。
会費:HARs一般会員2,000円・非会員3,000円・学生の場合は一律1,500円
※話題提供者のご都合により、開催時間が遅くに設定されております。セミナーでは軽食を用意し、食事とともに気軽にディスカッションできる形式をとりたいと思います。
話題提供者
- Alon Wasserman (臨床心理士、治療の中に動物介在療法を取り入れている)
- Tzachi Zamir (ヘブライ大学教授、専門は哲学、動物倫理)
- 横山章光(精神科医、動物人間関係学の研究に携わってきた)
通訳:柿沼美紀(日本獣医生命科学大学名誉教授、動物介在教育療法学会・前会長)
コーディネーター:山本真理子(帝京科学大学)・門多真弥(帝京科学大学)
タイムスケジュール(予定)
(1) シンポジウムの概要説明:山本真理子(10 分)
(2) 「心理療法における動物介在療法」Alon Wasserman(40 分)
(3) 「動物介在介入に関する倫理的視点」Tzachi Zamir(40 分)
(4) 「臨床を通してみてきた人と動物の関係」横山章光(20 分)
(5) フリーディスカッション(40 分)