学術大会2019
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第25回ヒトと動物の関係学会 学術大会 |
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第25回 学術大会 大会長 谷田創(広島大学)
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<第25回学術大会情報の更新>
2018/10/21:第25回学術大会大会開催日および開催会場(慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎)決定
2018/12/05:大会発表(口頭・ポスター)応募要項(学術発表審査会ならびに一般演題の応募に関する要綱)の発表
※演題のご応募受付は、2018/12/25開始、2019/01/11締切となっております。上記リンクページをご確認の上でご応募ください
2019/02/01:大会プログラム(タイムテーブル)が決定しました。口頭発表は10分(質疑5分)です。またポスターセッションは昨年度と異なります(2日目15:30~)
2019/02/22:大会ポスターのアップロード
2019/03/9-10:大会開催および終了いたしました
2019/03/11:次年度の第26回学術大会は、2020/03/14,15に慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催されます
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第25回大会 奨励賞受賞者 永澤巧(東京農業大学大学院 農学研究科 バイオセラピー学専攻)
「人と猫の接触インタラクションにおける心理・生理学的影響」
このたびは奨励賞を授与していただき、誠に光栄に存じます。 飼育頭数において犬を上回った猫は、今後、人との関係性をより緊密に築いていく可能性があります。 しかし、猫の持つ健康増進効果、そして猫自体について、研究はまだまだ進んでいないといえます。 これからも研究活動に精進し、人と猫、双方が幸せになる共生社会の実現を目指したいと思います。 今回の研究では、小久保友貴さんに共同研究者として参加してもらい、動物介在療法学研究室の学部生の皆さんにも多大なる実験協力をしていただきました。 この場をお借りして、お礼申し上げます。 また、指導教員である太田光明教授、終始熱心なご指導とご鞭撻をいただいた内山秀彦准教授に深謝いたします。( 永澤巧 )
第25回大会 奨励賞受賞者 山田 良子(東京大学 農学生命科学研究科 獣医動物行動学研究室)
「日本の家庭猫における問題行動」
この度は奨励賞という栄誉ある賞を頂きまして、大変嬉しく光栄に思います。今回の調査では多くの飼い主が飼い猫の問題行動に直面していることが明らかとなり、動物と人間が共に暮らしやすい社会を構築していくためには問題行動への取り組みが非常に重要であることを実感いたしました。学術大会で頂いたご意見やご助言をもとに視野を広げ、今後も問題行動の研究に努めてまいります。 ご指導いただいております東京大学の武内ゆかり先生、清川泰志先生、麻布大学の荒田明香先生、認定NPO法人動物愛護社会化推進協会の西澤様、研究にご協力くださった飼い主の皆様と新日本カレンダー株式会社ペピィ事業部の皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。( 山田良子)
第25回大会 ベストポスター賞受賞者 倉持早可(東京農業大学 農学部 バイオセラピー学科)
「被虐待児に対する馬介在活動の心理的・生理学的効果に関する研究」
この度は本学術大会において、栄誉あるベストポスター賞を頂けましたこと、大変うれしく思っております。協力施設でボランティアを行い、また被虐待児の心理学的側面および生理学的側面における事例研究を探すことから始めたこの研究をこのような形で評価して頂き、心から誇りに思います。
大学3年生になって動物介在療法学研究室に所属して今回の研究をやりたいと思ってから今まで長いようで短かったです。先生や先輩方から難しい研究とたくさん言われ不安なまま活動をはじめ、何度もやめたくなりましたが最後まで続けることができたのはわたし一人の力ではありません。たくさんの人に支えられ、助けられました。さらには発表を通して多くの方に見ていただき評価していただけたことでわたしは大きく成長したことを実感しています。本当に人と環境に恵まれていました。
本研究の実施にあたり、活動に参加していただいた児童養護施設の職員の皆さま、活動にご協力頂いた東京農業大学農学部バイオセラピー学科の学生の皆様、様々な助言や指導をして下さった太田光明先生、川嶋舟先生、柳迫康夫先生、そして、今大会の発表に至るまで丁寧なご指導をして下さった内山秀彦先生にこの場を借り深く感謝いたします。本当にありがとうございました。(倉持早可)
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大会概要 |
日時 |
2019年3月9日(土)・10日(日) |
会場 |
慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎 シンポジウムスペースおよび中会議室
(※一昨年までの東京大学 弥生講堂とは異なりますのでご留意下さい) |
アクセス |
・東急東横線、東急目黒線 ・横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅下車、徒歩1分
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開催要項 |
3月9日(土) |
<シンポジウム1>
「若手研究者の描くヒトと動物の関係学の未来と展望」
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3月10日(日) |
<シンポジウム2>
「高校教育とヒトと動物の関係学」 −農業高校の現場から考えること−」
「若手意見交換会(予定)」
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3月9日(土)
3月10日(日) |
<口頭発表/ポスター発表> |

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タイムテーブル |
タイムテーブルが決定しました(2019/02/01)
3月3日(土)
9:15 受付開始
9:50 開会挨拶 第25回学術大会大会長/谷田創
10:00〜11:45 口頭発表
座長:濱野佐代子(帝京科学大学)
- 松井美佳 学校法人英数学館広島アニマルケア専門学校動物管理学科専攻科 幼稚園児を対象とした動物介在教育における子供から保護者への知識の伝達効果の検証
- 松本朱実 動物教材研究所pocket・近畿大学研究員 モルモットの直接体験を通した教育方法と学びの評価 -天王寺動物園ふれあい広場での事例から-
- 角本 咲 広島県立西条農業高等学校畜産科 高校生のための馬を介在させた教育プログラムの効果に関する研究U
- 滝口 晶穂 埼玉工業大学大学院人間社会研究科心理学専攻 児童養護施設における動物介在活動の可能性 ―ボランティア活動から見た子どもたちの変化―
座長:加隈良枝(帝京科学大学)
- 山ノ上ゆき子 日本大学大学院 総合社会情報研究科 市民ボランティアのためのAAAセラピー犬の育成プログラムの検討 ビデオモニタリングとフィードバッグによるイヌのコントロールスキル訓練の有効性
- 山田 良子 東京大学農学生命科学研究科獣医動物行動学研究室 日本の家庭猫における問題行動
- 永澤巧 東京農業大学大学院 農学研究科 バイオセラピー学専攻 人と猫の接触インタラクションにおける心理・生理学的影響
11:55〜13:00 昼食・休憩/常任理事会・シンポジウム準備
13:00〜16:00 シンポジウム
若手研究者の描くヒトと動物の関係学の未来と展望
座長:相馬拓也(早稲田大学)
シンポジウム・イントロダクション
排泄物中のホルモンから動物を取りまく環境を知る
広告の知見で人と動物をつなぐ
日本美術に現れた鳥獣表象―鷹を中心に―
歴史資料から探る江戸時代のツルと人との関わり
16:00〜16:15 休憩
16:15〜17:15 口頭発表
座長:安田 章人(九州大学)
- 煖{ 佑華 広島大学大学院生物圏科学研究科 瀬戸内海に浮かぶ呉市情島におけるセンサーカメラを用いたイノシシの個体数推定の試み
- 辻 春希 広島大学生物生産学部 愛媛県大洲市青島に生息する自由徘徊ネコの個体数及び健康状態の調査
座長:新島典子(ヤマザキ学園大学)
- 妹尾あいら 広島大学大学院生物圏科学研究科 広島大学附属農場において夏期集中食農演習を受講した保育系及び農学系大学生の動物福祉に対する意識の変化
- 千田 純子 ペット行動コンサルタントSENDA 千葉市動物保護指導センターでの取り組みとその結果について
17:45〜 懇親会
3/10(日)
9:30 受付開始
10:00〜12:00 口頭発表
座長:内山秀彦(東京農業大学)
- 春日遥 北海道大学大学院情報科学研究科 コミュニケーション・エージェントが飼い主の関心を引く際に、エージェントの形状がイヌの行動に与える影響
- 荒堀みのり 京都大学文学研究科心理学教室(1) 日本学術振興会(2) 問題解決場面においてネコはヒトの行動を利用するか?
- 金子明日香 筑波大学大学院人間総合科学研究科, 信濃医療福祉センター 乗馬活動による感覚刺激が自閉症スペクトラム児の行動・学習へ与える効果
座長:山本真理子(帝京科学大学)
- 松本千香 広島大学大学院総合科学研究科 原子力災害発生時にペットが飼い主の避難行動に及ぼす影響
- 加藤 謙介 九州保健福祉大学社会福祉学部 仮設団地コミュニティにおける「人とペットの減災」の展開過程
座長:光田 達矢(慶應義塾大学)
- 長谷川依保 関西学院大学大学院文学研究科 その動物はなぜ恐い―大学生を対象とする質問紙調査―
- 大石 友子 広島大学大学院国際協力研究科 人々がゾウ使いになるとき−タイの「ゾウの村」におけるゾウの「重要な他者性」
- 辻 貴志 佐賀大学大学院農学研究科 フィリピン・ルソン島中部ブラカン州におけるスイギュウ乳の生産と加工
12:00〜13:00 昼食・休憩
12:00〜12:50 理事会・評議員会
13:00〜13:30 学会総会
13:30〜15:15 シンポジウム
「高校教育とヒトと動物の関係学」 −農業高校の現場から考えること−
座長:原 敬一(岡山県立高松農業高等学校)
ヒトと動物の関係学の教科書について
西条農業高等学校の取組
群馬県立勢多農林高等学校 動物科学科の取り組み
- 討論 コーディネーター:原 敬一(岡山県立高松農業高等学校)
15:15〜15:30 休憩
15:30〜16:15 ポスターセッション
座長:谷田創(広島大学) 投票者:理事、評議員
- 倉持早可 東京農業大学 農学部 バイオセラピー学科 被虐待児に対する馬介在活動の心理的・生理学的効果に関する研究
- 井門 彩織 目白大学 人間学部 子ども学科 保育者養成校における動物飼育の効果と指導法の探求
同時進行
15:30〜16:15 ヒトと動物の関係学会 若手研究会意見聴取
16:30 奨励賞およびベストポスタ-賞授与式
16:40 閉会挨拶/ヒトと動物の関係学会会長/若生謙二
16:45 閉会
タイムテーブルをPDF版でダウンロード
口頭発表の留意点
- 口頭発表の演者の方は、発表10分、質疑応答5分で行います (進行に支障をきたしますので必ず発表時間は守ってください。また、質疑応答において、ご質問いただく場合も時間内に終わらないと判断した場合は、座長の采配で途中でも打ち切らせていただくこともございます。)
- 会場には時間に余裕をもってお越しいただき、発表用のスライド(パワーポイント)ファイルは、USBフラッシュドライブで持参の上(CDやDVD記録媒体不可)、必ず事前に受付スタッフまでお渡しください。適宜発表用のPCへ移動させていただきますので、直前での受付は控えてください。
- 発表は、Windows PCによるマイクロソフトパワーポイントとし、発表用PCを準備しておきます。諸事情でご自身のマッキントッシュをご使用の場合は、パソコンとプロジェクターへの連結器具もご持参をお願いいたします。
- 今一度、10分発表、5分質疑応答を守ってください。
ポスターセッションの留意点ーポスターサイズおよび貼り付け時間等 |
1) ポスター貼付時間はポスターセッション開始予定時間1時間前までにお願いします。
2) ポスターセッションは3月10日(日)15時30分から16時15分です。発表者の方は開始時間までにご自分のポスター前に待機してください。 本年度は、各人5分以内で説明いただき、質疑の時間を3分程度とります。
3) ポスター撤去時間は3月10日(日)16時30分までに各自にて撤去してください。
4) パネル上でポスター展示に使える大きさは、「A1サイズ」(縦90cm横60cm)です。ただし、それ以下の大きさのポスター紙もご自由にご使用いただけます。
また、複数枚のご使用も可能ですが、掲示範囲が「A1サイズ」の範囲を超えることのないようにお願いいたします。
字の大きさ、写真枚数、レイアウトなどはご自由です。 |
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参加費 |
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事前登録(会員) |
当日登録(会員) |
学生 |
一般(非会員) |
学術大会費* |
4000円 |
5000円 |
3000円 |
5000円 |
懇親会費 |
4000円 |
5000円 |
2000円(大会での発表者無料招待) |
5000円 |
*2日間。1日のみの参加でも、金額は同じです。
・事前登録の場合、会員は 4000円となり非会員の一般の方は5000円となります。事前登録の振込期日は2月22日(金)までとさせていただきます。
それ以降の方は当日会場受付にてお支払いください。
振込先:郵便振替口座00180-5-485873 ヒトと動物の関係学会
尚、お振込の際、通信欄に「第25回学術大会費」「懇親会費」等とお振込内容をお書き添えください。
お手数ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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問合せ先 |
ヒトと動物の関係学会事務局
帝京科学大学 千住キャンパス 本館1階 アニマルケアセンター内
〒120-0045 東京都足立区千住桜木2丁目2番1号
TEL:080-3460-3133 / E-mail:hars-info@hars.gr.jp
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