学術大会報告
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第18回ヒトと動物の関係学会 学術大会 |
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第18回ヒトと動物の関係学会学術大会・総会についてのご報告 |
2012年3月10・11日の2日間、東京大学農学部において、161名の参加者のもと、第18回ヒトと動物の関係学会学術大会を開催することができました。
今回の大会のシンポジウムは、1日目に「エゾシカによる被害の防止と対策」、2日目に「アニマルシェルターを考える」が行われました。一般研究発表は、口頭発表が34件、ポスター発表が7件でした。このうち、奨励賞が丸子哲平氏(琉球大学、現:麻布大学)に、ベストポスター賞は、岡孝夫 氏(広島大学)に 授与されました。総会では、役員の任期満了に伴い、新たな役員が選出され、今後2年間、学会の運営を中心になって担っていくことになりました。学会を維持・発展させていくには、会員 の皆様のご協力が 不可欠です。引き続きよろしくお願いいたします。
本大会は、多くの方の出席をいただき、活発な議論が交わされました。シンポジウムにおいては、野生動物と伴侶動物というジャンルの異なる対象を取り上げましたが、どちらも、現在の人間社会の課題を映し出して いる重要な対象であることが確認できました。
今後も更なる議論や啓発がなされることと思います。
今回の研究発表については、抄録が会誌31号に掲載されております。シンポジウムについては本年12月ころに刊行される会誌に掲載の予定です。口頭発表、ポスター発表をされた方は、本大会での議論を踏まえ、研究を更に発展させ、論文にまとめて学会誌に投稿されることをお願いしたいと思います。
来年の第19回学術 大会は、2013年3月9・10日に開催される予定です。来年も多くの方に参加頂きますようお願い申し上げます。最後に、本年の大会にご参加頂いた方々、ならびに大会の開催にご協力をいただいた方々にお礼を申し上げます。
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ヒトと動物の関係学会常任理事
第18回 学術大会 大会長
東京農工大学 甲田菜穂子
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