ヒトと動物の関係学会(HARs)

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学術大会報告

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第16回 ヒトと動物の関係学会 学術大会
 
第16回ヒトと動物の関係学会学術大会・総会についてのご報告
2010年3月6・7日に東京大学弥生講堂において、194名の参加者のもとに学術大会及び総会を無事に開催することができましたのでご報告いたします。シンポジウムは一日目に「牛を語る」、二日目には「『ペットロス』探求」が行われ、一般研究発表は口頭発表が28件、ポスター発表が9件でした。1月9日(麻布大学)、10日(京大会館)に開催された学生・院生のための学術発表審査会で奨励賞に選ばれた目黒紀夫さん(東京大学大学院)、また、今回から新たに設けられたベストポスター賞に、即日の審査で選ばれた京都大学野生動物研究センターの岸尚代さんに、それぞれ授賞が行われました。シンポジウム、研究発表共に活発な議論が交わされ、参加者にとってヒトと動物の関係学を切り開く上での大きな刺激になったことと考えられます。
今回の研究発表については、抄録が2月に刊行された25号に掲載されており、シンポジウムについては、本年12月頃に刊行される会誌に掲載の予定です。また、来年の第17回学術大会・総会は、2011年3月12・13日に、今年と同じ東京大学農学部弥生講堂を会場として開催されることが決定しています。来年もご協力の程、よろしくお願いいたします。本年の大会にご参加いただいた方々、ならびに開催にご協力いただいた皆様にお礼を申しあげ、ご報告の挨拶とさせていただきます。
ヒトと動物の関係学会事務局長
大阪芸術大学 若生謙二
大会の様子

3/6 会場1

3/6 会場2

3/6 シンポジウム
 

3/7 会場1

3/7 会場2

3/7 シンポジウム

奨励賞授与

奨励賞受賞者(目黒紀夫)
 

ポスターセッション

ベストポスター賞授与

ベストポスター賞受賞者(岸尚代)
     
奨励賞受賞(目黒紀夫さん)の言葉
この度は奨励賞をいただき、本当に嬉しく思っています。このようにさまざまな観点からヒトと動物の関係を熱心に研究されている方々が集う学会において、このような名誉ある賞をいただけたことは、とても心の励みとなっています。
私がフィールドとするアフリカは多くの方々にとって未知の場所だと思います。しかし、実際には日本も含めた先進国から数多くの観光客が野生動物を目当てにアフリカを訪れており、動物保護が国際的な援助の下で進められてきました。そうしたなかで、私自身は、地域の人びとが野生動物とどのような関係を持ちながら暮らしているのか、人間と野生動物の共存は本当に可能なのか、といった点を考えてきました。とはいえ、アフリカゾウによる農作物被害が深刻な私のフィールドの場合、なかなかうまい共存のあり方が見つかっていないのが実情です。
それでも、地元の人たちと協力しつつ、また、この学会に集うみなさま方のお知恵を拝借しながら、より良いヒトと野生動物の関係の構築に向けて邁進していきたいと思います。もちろん、アフリカの話題も積極的に提供していきたいと思っておりますので、どうぞ今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

東京大学大学院農学生命科学研究科
目黒 紀夫
ベストポスター賞受賞(岸尚代さん)の言葉
この度は、栄誉ある学会初のベストポスター賞をいただき、誠にありがとうございました。大変嬉しく光栄に思っております。このような賞をいただけましたのも、村山美穂教授をはじめ、イヌの研究に関わってきた共同研究者の皆さまや当センターの先生方、先輩方のご指導と、東京税関麻薬探知犬訓練センターのご協力のおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます。
  ポスターセッションの際には、様々な分野の方から非常に有意義な助言を頂くことができました。私とは異なる分野の方が大半でしたが、多くの方に、「遺伝子と行動の関連」という、動物学ではまだ新しいこの分野に興味を持っていただけたことを嬉しく思います。
私は、目に見えない大きさのDNAが膨大な情報を持つという不思議に魅せられて研究の道に進みました。そして縁あって麻薬探知犬の研究をさせていただけるようになり、犬たちの活躍と訓練する大変さを知りました。この研究によって麻薬探知犬の活躍を影から支え、社会に貢献していけたらと思います。
今回の受賞を励みにして、今後も精力的に研究に取り組んでいく所存です。本当にありがとうございました。

岸尚代、井上-村山美穂
京都大学野生動物研究センター
大会詳細
日時 2010年3月6日(土)・7日(日)
場所 東京大学農学部弥生講堂・一条ホール
東京都文京区弥生1-1-1
南北線「東大前駅」徒歩2分・千代田線「根津駅」徒歩10分
丸ノ内線「本郷三丁目駅」徒歩12分
開催要項
タイムテーブル
3月6日(土)  
9:10 受付開始
09:50-10:00 ・大会長による開催の挨拶・学術委員長からのお願い
10:00-12:15 演題 1-9
10:00-10:15 座長:加隈 良枝(帝京科学大学)
1)イヌの社会的認知に関する比較分析―竹花ら(2007)研究再考― 
竹花 正剛(R.E.A.D.D.学習相談室・大阪府)
10:15-10:30 2)社会的認知能力の犬種差について
坂田 日香里(麻布大学・神奈川県)
10:30-10:45 座長:大谷 伸代(麻布大学)
3)ドッグインストラクターとしてのセラピードッグの育成
古賀 好恵(AATボランティア活動グループ もらと・三重県)
10:45-11:00 4)ゾウの性格評定と関連遺伝子の探索
安井 早紀(京都大学野生動物研究センター・京都府)
11:00-11:15 座長:信實 洋介(朝日医療専門学校福山校)
5)幼稚園における動物介在教育に関する研究
〜ニュースレターが動物飼育に対する教員の意識を向上させることは可能か?〜
森元真理(広島大学大学院・広島県)
11:15-11-30 6)幼稚園に対する犬の訪問活動を通した動物介在教育に関する研究
木場 有紀(広島大学大学院・広島県)
11:30-11:45 座長:谷田 創(広島大学)
7)ノネズミとの触れあい体験
安藤 元一(東京農業大学・神奈川県)
11:45-12:00

8)高等学校における譲渡犬の教材化
原 敬一(岡山県立高松農業高等学校・岡山県)

12:00-12:15 9)酪農体験活動前後における児童の牛乳・乳製品摂取の変化
瀬尾 哲也(帯広畜産大学・北海道)
   
12:15-13:15 昼食、ポスターセッション
   
13:15-15:00 演題 10-15
13:15-13:30 座長:瀬戸口 明久(大阪市立大学)
10)牲犬と芻狗―中国古代のイヌ観―
藤島 志麻(京都大学・京都府)
13:30-13:45 11)アフリカにおける牧畜民と野生動物の関係の変化
目黒 紀夫(東京大学大学院・東京都)
13:45-14:00 座長:伊谷 原一(京都大学)
12)タイ北部におけるヒトとイヌとの関係−ヤオ族が暮らす山村の事例−
増野 高司(国立民俗学博物館・大阪府)
14:00-14:15

13)丹沢山麓の獣害地域における住民感情
大岩 幸太(東京農業大学・神奈川県)

   
14:15-14:30 休憩
   
14:30-14:45

座長:天野 卓(東京農業大学)
14)変容する関係―牛、犬、ヒト
ポール・ハンセン(SOAS ロンドン大学/国立民族学博物館・England/大阪府)

14:45-15:00 15)「肉用牛農家」と「牛」の関係における社会的規定
佐野 市佳(関西学院大学・兵庫県)
   
15:00-17:50

シンポジウム1「ウシを語る」
コーディネーター:近藤 誠司(北海道大学)
パネリスト:菅 豊  (東京大学東洋文化研究所)
岡本 全弘(酪農学園大学酪農学部)
植竹 勝治(麻布大学獣医学部)

   
17:50-18:00 ・副会長による1日目終了の挨拶・事務局長からのお知らせ
   
18:00- 懇親会
   
3月7日(日)  
9:30 受付開始
09:50−10:00 ・副会長による開催の挨拶・学術委員長からのお願い
10:00-12:15 演題 16-24
10:00-10:15

座長:加藤 謙介(九州保健福祉大学)
16)動物の好き嫌い〜親から子どもへの影響力〜
北澤美希(帝京科学大学・山梨県)

10:15-10:30 17)大学生における愛着スタイルとペットとの関係についての研究
光井 麻理(ノートルダム清心女子大学大学院・岡山県)
10:30-10:45

座長:福岡 今日一(イードッグ研究所)
18)ペット飼育による「人の睡眠」への影響に関する研究
石坂 奈々(帝京科学大学大学院・山梨県)

10:45-11:00 19)宿泊施設における身体障害者補助犬同伴者受入に関する調査
石川 俊介(日本大学・神奈川県)
11:00-11:15

座長:竹花 正剛(R.E.A.D.D.学習相談室)
20)脳性まひ生徒による動物介在活動実施に関する研究
今坂 修一(筑波大学大学院・茨城県)

11:15-11:30 座長:安藤 孝敏(横浜国立大学)
21)乗馬は自律神経活動に作用し重症心身障害児の筋緊張を軽減する
要 武志(相模原市立療育センター陽光園・神奈川県)
11:30-11:45 22)障がいのある子どもを障害者乗馬活動に参加させる働きかけ
慶野 宏臣(障害者乗馬レモンクラブ・岐阜県)
11:45-12:00

座長:大矢 大(京都女子大学)
23)イルカ介在活動が重症心身障害児の保護者に与える影響
要 香澄(麻布大学・神奈川県)

12:00-12:15 24)グリーンチムニーズにおける動物介在療育の現状 ~マンパワーの観点からの考察~
金子 明日香(東京農業大学 卒業・長野県)
   
12:15-13:15 昼食、理事会・評議員会
13:15-13:45 学会総会・奨励賞及びベストポスター賞授与式
   
13:45-14:45 演題 25-28
13:45-14:00 座長:小林 信一(日本大学)
25)国内の犬および猫の生命倫理に関する意識調査からの一考察
岡田 健吾(玉川大学・東京都)

14:00-14:15 26)安楽死処置をめぐる動物病院の飼主への対応に関する調査
杉田 陽出(大阪商業大学・大阪府)
14:15-14:30 座長:新島 典子(ヤマザキ動物看護短期大学)
27)ペットとの死別時の反応と経過に関わる要因分析 −学生の調査−
山田 弘司(酪農学園大学・北海道)
14:30-14:45 28)ペットロスの悲しみを聴き続けることの意味
−セルフヘルプ・グループの中でボランティアは何を得ているか、またどんな困難を抱えているか
梶原 葉月(Pet Lovers Meeting・埼玉県)
   
14:45-17:50

シンポジウム2「ペットロス探求」
コーディネーター:横山 章光(帝京科学大学)
パネリスト:藤田 典子(帝京科学大学アニマルサイエンス学科)
木村 祐哉(北海道大学大学院医学研究科)
瀬藤乃理子(甲南女子大学看護リハビリテーション学部)
(途中休憩15:15−15:30)

17:50-18:00 ・会長による閉会の挨拶

ポスターセッション  座長:井本 史夫(井本動物病院)
29)飼育体験による動物園と中学校の教育連携:社会・職業体験として
河村 奈美子(札幌市立大学・北海道)

30)『ハラスのいた日々』を通して飼い主とコンパニオン・アニマルの関係を学ぶ
−動物看護学科の臨床心理学ゼミ
小倉 啓子(ヤマザキ動物看護短期大学・東京都)

31)飼育体験がもたらす動物園・動物・飼育員に対する印象の変化
町田佳世子(札幌市立大学・北海道)

32)広島市安佐動物公園における動物介在教育に関する研究T
―ポニーの体験乗馬の教育的効果と今後の課題―
石飛 奈緒(広島アニマルケア専門学校・広島県)

33)広島市安佐動物公園における動物介在教育に関する研究U
―バックヤードガイドの教育的効果と今後の課題―
新垣 奈緒(広島アニマルケア専門学校・広島県)

34)動物介在療法の実証的研究 (1) ――ウサギとの接触が前頭葉血流に及ぼす効果――
野田 仁美(東海学院大学・岐阜県)

35)動物介在療法の実証的研究 (2) ――動物画像の注視が前頭葉血流に及ぼす効果――
長谷川 博一(東海学院大学・岐阜県)

36)犬を介在させた場合の多動行動自己制御に関する調査 〜最重度自閉症者2名からの検討〜
波多野 美佳(帝京科学大学・山梨県)

37)麻薬探知犬の合否を毛色遺伝子MC1Rの型から予測する
岸 尚代(京都大学野生動物研究センター・京都府)

ポスターセッションの留意点ーポスターサイズおよび貼り付け時間等
1) ポスター貼付時間はポスターセッション開始予定時間1時間前までにお願いします。
2) ポスターセッションは3月6日(土)12時15分から13時15分(予定)です。発表者の方は開始時間までにご自分のポスター前に待機してください。
3) ポスター撤去時間は3月7日(日)16時までに各自にて撤去してください。
4) パネル上でポスター展示に使える大きさは、「A1サイズ」(縦90cm横60cm)です。ただし、それ以下の大きさのポスター紙もご自由にご使用いただけます。
また、複数枚のご使用も可能ですが、掲示範囲が「A1サイズ」の範囲を超えることのないようにお願いいたします。
字の大きさ、写真枚数、レイアウトなどはご自由です。
参加費
  事前登録 当日登録 学生 一般
学術大会費 4000円 5000円 3000円 7000円
懇親会費 4000円 5000円 2000円 5000円
※事前登録の場合 4000円-事前登録の振込期日は2月19日までです。それ以降の方は当日会場受付にてお支払いください。口座記号番号00970-1-207274 ヒトと動物の関係学会
※1日のみ参加の場合でも同参加費がかかります
※懇親会は学生は2000円 また、学生院生発表会で選ばれたメンバーのみ、無料といたします)
懇親
パーティー
7日(土)  学会終了後 
第15回ヒトと動物の関係学会総会
 日時:

  3月8日(日) 午後1時より1時半(予定)

 場所: 東京大学農学部弥生講堂



 
     
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