3.19/20 ポスター M

「学級内飼育」実態調査

西 勝海
Katsumi NISHI


(
厚木市立愛甲小学校 神奈川県)


昨年までの研究で、学校週5日制の実施や社会的背景による生活様式の変化などから小学校での小動物の飼育活動が減少しつつあることが分かってきた。
一方、「総合的な学習の時間」設定の趣旨などから、動物の飼育を改めて教材として捉えなおそうとする動きも見られる。
そこで、今日、小学校では児童のもっとも身近な学習の場である教室に、どのような動物が持ち込まれ、どのように飼育活動が行われているか。子どもにとって身近な小動物にどんなものがあるか、また教師は小動物に対してどのような教材的活用意識を持っているかなどを探ってみることにした。
 
主題 今教室で飼っている小動物について。
調査対象 神奈川県 A地域 小学校 数校抽出
調査時期 2005年1月〜2月

○ 現在教室内で飼育している小動物(種類、数)について
・ どのような小動物が多く飼われているか。
・ 学校の地域性や、学年ごとのちがい。

○ 飼育していて、有効(いいな、よかったな)と思うこと
・ 教室で小動物を飼育している良い実践例
・ 児童の小動物への興味関心の視点
・ 教師の教材観

○ 飼育していて、困った(いやだな)と思うこと
・ 教室で小動物を飼育する方法的課題。
・ 小動物の児童に関わる興味関心
・ 教師の教材観

○ この冬休みはどのようにしたか
・ 現実的な飼育に関する方法の課題

○ その他。


2005 HARs 11th. 学術大会
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