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<事例報告2>
コミュニティ(生活地域)でのボランティア活動 山岸 恵美子 昨年4月、地元自治会から犬の飼い方について苦情が増え困っているという相談を受けた。当初はしつけ方教室の依頼だったが自治会役員との話し合いを重ね、@単発イベントではなく地道でも継続的・長期的に取り組むA愛犬家のための犬のしつけ方教室ではなく、犬を飼っていない人からの声をも聞ける意見交換の場にすること等の目標をたてた。試行錯誤しながらでも実際の暮らしと繋がった活動がしたい、単に「犬」の問題ではなく「人」の問題なのだという認識で、7月より愛犬講座をスタートした。セミナーは講師が話すだけではなく、飼っていない人からの現実の苦情やそれに対する意見など積極的な対話があった。またしつけ方教室は歩いて通えるということで家族単位での参加者や見学者が多く犬を通じた交流会のような雰囲気で進んでいる。 まだ始めの一歩を踏み出したばかりだが@犬をただ自分のペットとしてでなく地域で暮らす人と人の問題なのだと意識しA自治会から発足した愛犬講座を参加者が自主的に継続していきB協働会議から得る多様な視点を切り口に、地域の問題解決に取り組みたいと考える。 <活動記録> 2003.7.3.・29 セミナー「犬嫌いは犬好きがつくる」 2003.8.26 セミナー「吠える犬の言い分vs.うちの犬はどうしてうるさいの!」/ 2003.9.14・10.26・11.23・12.13 しつけ方教室&清掃/ 2004.2(予定)セミナー「犬が飼いたい人へ〜飼う前に知っておこう〜体験からのアドバイス
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2004 HARs 学術大会 |