ヒトと動物の関係学会(HARs)

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月例会報告

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第91回 ヒトと動物の関係学会 月例会
『岐阜から、人と動物の共生を考える』

日時: 2011年12月11日(日) 13:00〜17:00
場所: 岐阜大学 応用生物科学部 101講義室
プログラム

【第1部】基調講演
 (1)動物福祉の歴史から学ぶ
   演者:石田 おさむ(ヒトと動物の関係学会 会長)
 (2)人間動物関係学の現在
   演者:横山 章光(帝京科学大学アニマルサイエンス学科准教授)

【第2部】発表
 岐阜で活動するNPO等からの発表
  ・NPO法人 日本動物介護センター 代表 山口 常夫
  ・ライフボート中部 広報 大関 徹
  ・学生団体ドリームボックス 野村 伸
  ・人と動物の共生センター 代表 奥田 順之


 
 

 第91回月例会では、「岐阜から人と動物との共生を考える」をテーマに行われました。共生という言葉を考える前に、ヨーロッパの保護と日本の愛護の歴史から人間動物関係学の現在までを学びました。歴史から考えてみても、ヨーロッパと日本では、基礎や考え方が違いますが、現在に至るまで、海外の良かったものを日本にそのままを取り入れてしまう危うさがあると思いました。  現在の愛護・保護活動は1つの目標に向かえず、団体同士の横の連携がとれていないことが問題として挙げられました。この横の連携が取れない理由には、それぞれの団体に考え方や譲渡方法などに違いがあることがありますが、「愛護」という言葉の曖昧さから、目標も曖昧になってしまうことが一番の問題なのではないでしょうか。  殺処分される動物を減らすためには、適正飼養の啓発や避妊・去勢の推進、猫であれば室内飼いを勧めていくなど様々な方法があります。こういった方法があることを飼い主さんにどれだけ伝えていくかが大切だと思います。そのためには、保護団体の方々や保健所の方々だけでなく、直接、飼い主さんに生体を売っているペットショップで働いている方やブリーダーの方にも協力していただく必要があると思います。保護団体の横の連携だけでなく、ペットと関連している職種の方との連携ができたら、より効率的に殺処分を減らしていけるのではないでしょうか。  今回の月例会で、「共生」という言葉にもそれぞれの人の捉え方があるのだと感じました。愛護とは何か、共生とは何か、どの団体も目指せるような共通の目標とは何か、それぞれの考え方を話し合っていくことが大切だと思いました。今回の月例会のようにそれぞれの団体の方や、先生方、会場にいらした方々の意見が飛び交う場がこれからも定期的にあると良い思いました。  また、今回は犬と猫が話題の中心でした。家畜や、自然に暮らす動物などより多くの動物との共生についても、考えていくと楽しいと思いました。

(帝京科学大学4年 森 麻美子)



 
     
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