ヒトと動物の関係学会(HARs)

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月例会報告

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第89回 ヒトと動物の関係学会 月例会
シンポジウム「さらなるアニマルセラピーを考える〜高齢者施設を中心に〜」

日時: 平成23年8月13日(土)10:00〜
場所: 医療法人雄風会 介護老人保健施設 高松アクティブホーム4F
演者 生長 豊健(医療法人雄風会理事長)、谷田 創(広島大学)、
内田 佳子(酪農学園大学)、荒岡 杉(穴吹動物看護カレッジ)、
原 敬一(岡山県立高松農業高校)、笠木 恵子(岡山理科大学専門学校)、
加藤 謙介(九州保健福祉大学)、戸山 文洋(社会福祉法人五葉会)、
小田切 敬子(NPO法人アニマルセラピー協会)、
光井 麻里(ノートルダム清心女子大学)、任 真弓加(帝京科学大学)、
横山 章光(帝京科学大学) 、
津田望 (社会福祉法人のゆり会理事長)、
北村直人 (日本総合的セラピー研究会会長)、
大竹輝臣 (厚生労働省老健局保健課)

   

 これまでにアニマルセラピーに関する学会は数多く行われてきましたが、次のステップに進めようとする会は今回が初めてではないでしょうか。 今回の高齢者を対象としたさらなるアニマルセラピーを考える会は、岡山県にある介護老人保健施設 高松アクティブホームという、実際にアニマルセラピーを行っている現場で開催されました。ご講演には、厚生労働省、衆議院前議員、医療関係者・専門家、活動・研究を長期に渡って進めてこられた方、獣医師など、アニマルセラピーに取り組んでいらっしゃる錚々たる方々にお話しいただきました。また、衆議院議員 逢沢一郎様にもお越しいただき、アニマルセラピーへのエールとその将来性についてお話しいただきまして、これからのアニマルセラピーに活気をつけてくださいました。 医療法人雄風会理事長でこの施設でアニマルセラピーに取り組んでいる生長豊健先生の活動紹介に始まり、4つに分けられたセッションでは、アニマルセラピーをさまざまな観点で切り込んだ意見を頂戴しました。 総合討論では、初めにご専門の方々から認知症へのアニマルセラピーの有効性について検討がなされ、そして、日本のアニマルセラピーを現状のものからさらに踏み込み、介護、医療・治療へ導入される可能性はあるのか、あるとすれば我々はいかに動くべきか、という議題を中心に、熱い議論が繰り広げられました。 議論により、厚生労働省側からはアニマルセラピーは介護、医療にくい込むことができる可能性は十分ある、ただし、そのためにはエビデンスが必要不可欠であるとお話しいただきました。国とアニマルセラピーが融合する方法に兆しが見え、会は大変充実し大盛況に終わりました。 これからのアニマルセラピーには、この分野に関わる全ての人が、それぞれの活動や研究の成功例・失敗例を共有し合い、エビデンスを極めていくことが重要ではないでしょうか。アニマルセラピーが日本社会、日本文化に入り込む一歩手前といえるこのときが、来るべきして来たと感じました。  さらなるアニマルセラピーに向けた私たちの本番はこれからであると思います。

(帝京科学大学大学院 アニマルサイエンス専攻1年 任真弓加)



 
     
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