ヒトと動物の関係学会(HARs)

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月例会報告

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第55回 ヒトと動物の関係学会 月例会
『ヨーロッパ史における動物観の変遷』
日時: 2007年6月2日(土) 14:00
会場: 東京大学農学部 4号館104号室

講師:
川上恵江
元熊本大学文学部助教授(社会思想史)

川上先生の論文は以下URLからダウンロードできます。
http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/handle/2298/2696


55th月例会の様子

 HARSがナショナル・メンバーとなっているIAHAIOが10月に行われるが、そのときに、スティーヴン・ケラートととのワークショップを企画している。彼はさまざまな国の動物観を比較した、大御所である。彼との対決を控え、東洋と西洋の動物観をかなり勉強しておく必要がある。その意味もあり、この1年間はHARSにおいてこの動物観の違いを重視した月例会、シンポジウムなどを意図的に数多く行ってきた。
それも最終段階に入り、今回お迎えした川上先生は、ヨーロッパの社会思想について、初めから最後まで、細かく講義してくださった。こういう話は退屈ではないかと思われるが(正直、私もいくぶんそう思っていた)、無茶苦茶に面白かった。
「いまさら聞けない」ではないが、哲学的なことや思想的なことは、知識しか学ぶしかなく、同時にそれらの知識は個々によって違っているので、みんな、知っているようで、実は一番弱い部分なのではないだろうか。
川上先生の話は、聖書から、アリストテレス、トマス・アクィナス、トマス・モア、モンテーニュ、デカルト、ベーコン、ジョン・ロック、スピノザ、ド・ラ・メトリ、ルソー、プリマット、そしてダーウイン、マルクス、エンゲルスにまで、とにかく初めから最後までの流れを、くっきりと頭に浮かべさせてくれた。ヨーロッパにおいて、キリスト教が果たしてきた役割、そしてそれらがどのように「進化」し、変化していったかを、いやもう、頭に叩き込まれましたね。しかもそれと動物観がくっついているのだからたまりません。これだけのことをたった2時間強で勉強できたのは、非常にでかかったです。エキサイティングでした。今回来られなかった方々は、本当に損したと思います。おかげで、それら先達の解説書などを手に取ってみよう、と心から思えました。ありがとうございました!!!(HARs事務局長 横山 章光)


 
     
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