ヒトと動物の関係学会(HARs)

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月例会報告

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ヒトと動物の関係学会 第36回 月例会
(全日本障害者乗馬協議会 秋季研修会)

「馬と人と暮らし」

 2003年9月27日、東京大学農学部において全日本障害者乗馬協議会主催、ヒトと動物の関係学会第36回月例会が開催された。今回は、旭鷲山を迎えるなど非常に和やかで有意義な研修会となった。


14:00〜14:30
基調講演 林 良博会長(東京大学大学院教授)
14:30〜15:45
国内外の障害者乗馬活動報告
・「世界の障害者乗馬の様子」 深野 聡(東京乗馬倶楽部)
・「ひきこもり者を対象にしたホースアシステッド・セラピーについて」
芦内 裕美(ホースフレンズ理事長)
・自由発言/討論
15:45〜16:00
休 憩
16:00〜16:10 
ダワ・ジャルガル(モンゴル国駐日参事官)
16:10〜17:10
「モンゴルにおける馬と人と暮らし」 田中久之(日本モンゴル文化交流協会代表)
17:10〜18:00
「モンゴルの馬と自然と私」 旭鷲山 昇(日本相撲協会幕内力士) 
18:00〜19:30
懇親会(東京大学農学部3号館141会議室)

  芦内 裕美氏
(ホースフレンズ理事長)
深野 聡氏
(東京乗馬倶楽部)
林 良博会長
(東京大学大学院教授)

 平成15年9月27日、多くの参加者を迎え全日本障害者乗馬協議会 秋季研修会と共にヒトと動物の関係学会第35回月例会が行われた。基調講演として林 良博会長(東京大学大学院教授)が馬と人の関わりにおける現在をまとめ、そして将来の展望としてアジアに学ぶ必要性を強調され、今回のテーマでもあるモンゴルとの関連性を示された。続いて深野聡氏((社)東京乗馬倶楽部)により視察された国外、イギリス、ドイツ、アメリカ、オーストラリアといった欧米各国における障害者乗馬の現場が「世界の障害者乗馬の様子」と題して紹介された。ご自身の撮影による写真をメインとしさまざまな形の障害者乗馬が非常にわかりやすく解説された。また続く、芦内裕美氏(NPO ホースフレンズ理事長)により、「ひきこもり者を対象にしたホースアシステッド・セラピーについて」と表して、不登校やひきこもりの子供達による馬のふれあい活動におけるプログラムについて関連図と共に述らべれた。今後も社会的ひきこもりの増加のなかで非常にさらなる有意義な活動の展開が望まれた。深野氏、芦内氏を交えた自由討論でも多くの質問が寄せられた。休憩をはさみ、ダワ・ジャルガル氏(モンゴル国駐日参事官)によるモンゴル国の紹介がなされ、そのなかでモンゴルと馬は切っても切れないものであることが強調された。続く田中久之氏(日本モンゴル文化交流協会代表)はモンゴルの自然、地域、文化、家畜の頭数などモンゴルについて多岐にわたっての講演から、やはりモンゴルと日本、そして馬との強い関係性を示された。最後に、モンゴル出身力士である旭鷲山関を迎えた「モンゴルの馬と自然と私」では、旭鷲山による自国モンゴルが大いに語られた。またモンゴル出身力士の強さの源である”馬に慣れ親しんでいること”が述べられ、幼い頃から馬に乗ることで筋力、体力、バランス感覚が養われ、「落馬と相撲が似ており、またモンゴル人のハングリー精神のつよさ」が語られた。
障害者乗馬に注目が集まる中、他国における馬との関係性、これからの形を学ぶことができた今回の月例会は、多くの参加者にとって非常にインパクトを持ち、多くの馬の可能性の発見、再認識し、さらなる活動の広がりを推進させる為のステップアップになったのではないかと感じられる有意義な会議であった。

ダワ・ジャルガル氏
(モンゴル国駐日参事官)
田中 久之氏
(日本モンゴル文化交流協会代表) 
旭鷲山 昇
(日本相撲協会幕内力士)
 


 
     
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